2013年9月23日月曜日

蔓穂(ツルボ)


蔓穂(ツルボ)
ツルボはユリ科の花で。しばしば群生して、野に咲いていたりする。ツルボの学名はシラーでギリシャ語が語源です。意味は有害。
有害でも食べれます。

ツルボは彼岸花より少し早く咲き。彼岸花と共に飢餓の時の食料として役立つ植物を球荒植物と呼ぶ。球荒植物として中国から日本に伝わったではないかと考えられています。
ツルボは地下に卵球形の麟茎を持ち、これを水にさらして良く煮れば食用となる。近年では第二次大戦後の食糧難の時代によく食べられたようです。

ツルボの別名でサンダイガサ(参内傘)と言われます。参内傘の意味は、公家が宮中に参内する時に従者がさしかけた傘をたたんだ形に花穂を見立ててこの名が付いた。

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