2013年10月13日日曜日

萩(ハギ)


何か9月の中旬頃から良く目立つ萩(ハギ)。一口にハギと言っても種類は数多くあります。写真のハギの名前は分りません。

萩(ハギ)
日本全国に分布する落葉性の植物。ハギ属する植物で約20種ほどの野生種が知られています。そして、秋の七草のひとつです。
日本人にとっては古くから風習のある植物です。中秋の名月にはハギとススキを月見団子と共に月に供える風習があります。
昔の日本では山野に自生する身近な植物であった。そして生活にもありました。ハギの枝や葉は、家畜の飼料や屋根ふきの材料に。葉を落とした枝を束ねて箒(ほうき)に、人々の生活に溶け込んでいた。
萩(ハギ)を調べて、驚いたのは。万葉集で最も多く詠われている花は。梅、桜でもなく、ハギです。その数は百四十首以上もあります。
万葉時代の人々は野山へハギのお花見に行きました。その頃は、桜よりハギが好まれたようです。

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