2013年8月31日土曜日

狐の剃刀(キツネノカミソリ)


狐の剃刀(キツネノカミソリ)
面白い名前です。だけど植物の世界では狐と名前が付いている草木は案外あります。

名前の由来を調べて観ると諸説あります。どれがホントなのか分りません。その中でこれは当たっているのを書きます。

キツネの名は寂しげな場所に咲くからという説。

薄暗い場所に突然黄赤色の花でけが咲くことから「狐火」に例えたのものであるなど。

葉の形が、剃刀に似ていることから、山の中で「狐」が使う「剃刀」との連想でこの名前になった。

2013年8月30日金曜日

女郎花(オミナエシ)


秋の七草の一つ、女郎花(オミナエシ)
万葉集や源氏物にも登場する日本人には古くから馴染みの深い植物です。夏から秋にかけて小さな黄色の小花が一か所にまとまって咲き、円すい状の形を作ります。
漢字で「女郎花」と書くようになったのは平安時代のなかば頃からと言われている。


女郎花の名前の由来は諸説あります。良く書かれているのを書きます。
「おみな」は女の意、「えし」は古語の「へし(圧)」で美女を圧倒する美しさから名づけられた。

花が粟つぶつぶのように黄色くつぶつぶしていることから。「女飯」→「おみなめし」→「おみなえし」となったとの説もある。


2013年8月29日木曜日

トロロアオイ


トロロアオイです。数年前ですか、一杯トロロアオイが咲いているから畑の中に入って撮影いる時に。アンタ写真だけでなく家でトロロアオイを食べるか~!
私はトロロアオイて食べれるの? 古くからトロロアオイは和紙作りの糊として使われいる事しかしならなかった。

トロロアオイは食べれるし、漢方の薬にも成るのですヨ~!教えてくれるオヤジがいたナ~!

トロロアオイの花は、ドレッシング、醤油、味塩等をかけるとオクラと同じように粘り気があり、食べれます。そして、花をフェノール液に漬けドロドロになったものが虫刺されや火傷に効きます。

根は漢方で、鎮咳薬、健胃薬として使用されてます。

トロロアオイは中国原産。花径が15cm位になる大輪の花を咲かせます。条件が合えば花径が30cmなります。
根茎や若い果実が粘液質で、トロロイモのようになるので、トロロアオイという名前で呼ばれました。

トロロアオイから採取される粘液はネリと呼ばれ、和紙作りの糊としてよく使われています。

2013年8月28日水曜日

オオケダテ


2メートル以上に伸びた枝先にピンクの花が揺れている。この植物、名前はオオケダケ 原産は熱帯アジア、別名:オオベニタデ

粗毛が密生しているタデであるところから名前が付けられました。渡来は案外古く江戸時代に鑑賞用として移入され。

薬用としても調法されました。毒蛇の解毒剤や毒虫の化膿性の腫れ物などの、民間薬としても利用されてたようです。

2013年8月27日火曜日

アフリカハマユウ


アフリカハマユウ
よく見かける花です。花色は、赤色、白色、ピンク色などの園芸品種です。テッポユリに似た花を見せる。
数年前まで、インドハマユウと呼ばれていました。それが、いつの間にか、正式名はアフリカハマユウとなっていました。
明治時代に渡来、その当時は原産はインドとなっていましたので。インドハマユウで広く普及しました。最近になって原産は、南アフリカと判明しました。それで、正式名がアフリカハマユウ。

2013年8月26日月曜日

睡蓮(スイレン)とカエル


土曜日から今日の昼までは雨、今日の朝の雨は物凄い雨でした。連日の猛暑だったのでなにか恵みの雨になりました。これで少しは涼しくなってホシイ~!
雨の中でも睡蓮は元気に咲いている。さすが、水面の花です。
睡蓮をよく見ると、睡蓮の花の横にカエルがいる。カエルと睡蓮のコラボで撮影。

睡蓮(スイレン)
フランスの画家モネは睡蓮の池の題材に、たくさん絵を描いた。有名です。

スイレンは園芸上の呼び名です。和名は羊草(ヒツジグサ)といいます。ヒツジは時刻を表す。「未の刻」(今の午後2時)で、そのころ咲くといわれています。
実際は明るくなると開き、暗くなると閉じます。それで、漢名では睡蓮というこですしょう。

2013年8月25日日曜日

ミソハギ


ミソハギ
原産は日本、朝鮮半島。

湿原や湖、田んぼの近くといった場所を好みます。青紫の花がスルーと伸びた茎に咲きます。
仏前に供えられるので盆花とも言われます。花穂に水を含ませて供物に水をかける風習が、禊(みそぎ)を連想させるところから禊萩(ミソハギ)と呼ばれた。

2013年8月24日土曜日

ブーゲンビリア


ブーゲンビリア

原産は南アメリカの熱帯雨林。別名:イカダカズラ。
1768年探検家のブーガルヴィルがブラジルで樹を見つけた。それが名前の由来となっています。

花のように見えるのは、実際には、苞(ほう)と呼ばれるもので、苞が3枚集まったその中心に咲いている小さな白いものが花です。苞は肉厚が薄いので、風に吹かれてヒラヒラと舞います。苞色は赤、白、橙、黄色と複色があります。


2013年8月22日木曜日

菊芋擬き(キクイモモドキ)


写真は八重です。八重の菊芋はありません。それがキクイモモドキには八重があります。それでタイトルを菊芋擬きにしました。

菊芋と菊芋擬きの違い。

キクイモ。 葉が対生、地下茎に塊茎を作る。開花時期は9月~10月

菊芋擬き。 葉が互生、 塊茎を作らない。開花時期は7月~8月。今は8月なので菊芋擬きでいいでしょう。

一口に菊芋を案外ややこしくなっています。

2013年8月21日水曜日

百合(オリエンタル・ハイブリッド・コンカドール)


写真のユリの名前は園芸種名「コンカドール」
ヨーロッパでは中国や日本の原種との掛け合わせで幾つも豪華なハイブリッドが作り出された。

ユリは大きく分けて、原種系園芸品種と改良品種の分かれるそうです。

原種系園芸品種は、テッポウユリ系、ヤマユリ系、カノコユリ系、スカシユリ系。

改良品種は、オリエンタル・ハイブリッド系、アジアチック・ハイブリッド系、ロンギフローラム・ハイブリッド系、トランペット・ハイブリッド系。

オリエンタル・ハイブリッド系は最も人気がある改良品種で。ヤマユリ、ササユリ、サクユリ、カノコユリ、などの日本原産のユリを原種としています。(カサブランカは特に有名です。)

オリエンタル・ハイブリッドコンカドールという品種は、日本原産のユリの交配によって作られた。オリエンタルユリと中国原産のトラペットリリーの交配種だそうです。



オリエンタル・ハイブリッド系の特徴

花に強い香りがある。非常に良い香りです。

大輪の花が咲く。花色は中心部が淡い黄色で、外側にいくにしたがってだんだん色が薄くなり、花弁の周りは白くなっています。

花が横向きに咲く。

コンカドールの別名を、イエローカサブランカとも言われています。

2013年8月20日火曜日

矢の根梵天花(ヤノネボンテンカ)


矢の根梵天花(ヤノネボンテンカ)は南米原産。花径は5cm~7cm、朝開花して、夕方にはしぼむ。別名:高砂芙蓉(たかさごふよう)と呼ばれています。

葉のくさび形で矢じりの形ににている。葉の縁にはギザギザの(鋸歯)がある。この葉の形が「矢の根」の名の由来になっている。
「梵天」は婆羅門天のことだが。同時に山伏の峰入り行列の先頭に立てたりする御幣(ごへい)を意味する。花の形をこの「梵天」に見立てたものであろう。
花弁は白く真ん中が濃い赤褐色をしている。

2013年8月19日月曜日

胡麻(ゴマ)の花


胡麻の花
ゴマはゴマ科に属する一年草で、熱帯アフリカから東インドが原産と言われています。ゴマの花は、夏になると葉の付け根に釣鐘型の花を咲かせます。花の色は種の色とつながりがあり、白ゴマには白い花が、黒ゴマには淡いピンクの花が咲くことが多い。写真は淡いピンクですので黒ゴマ。

日本には縄文時代には既に渡来していたと推測されている作物で、古くから栽培されていたようです。現在では国内消費の僅か0.12%程度の栽培であり、農家の自家消費分を除いて殆ど栽培されてないのが実情のようです。

ゴマの栽培で、日本ではこんな言葉があります「旱魃(かんばつ)にゴマの不作なし」高温の気候やカンカン照りに強く水分がなくてもよく育つという性質があります。栽培する側にとっては願ってもない特徴です。

2013年8月18日日曜日

鬼灯(ホオズキ)


鬼灯(ホオズキ)
東京都台東区浅草区の浅草寺の「ほおずき市」は有名です。

ホオズキは大きく分けて。観賞用と食用に分かれます。観賞用のホオズキは、東南アジア原産の種類です。東南アジアの種類も食用の種類があります。
食用のホオズキの種類は中南米からアメリカの種類。またアメリカの種類も数多くあります。
ホオズキの種類は数多くありまして。よく分らなくなっています。感想から言いますと、ホオズキは食べない方が良いのではないかナ~?
ホオズキを食するときは慎重にお願いします。

観賞用のホオズキは苦くて食べれません。
食用のホオズキは甘酸っぱい味がします。

名前の由来も諸説あります。何か有力な感じで書かれた説明を書きます。
「ほほつき(頬突き)」の意で、子供が口に鳴らす頬の様子から。
また、昔の方言で「オホ」という名前の亀虫が付きやすかったことから「オホヅキ」となり、それがしだいに「ホウズ゙キ」になった。

2013年8月17日土曜日

鷺草(サギソウ)


鷺草(サギソウ)
サギが羽根をひろげたような形の花。英名も「イーグレット・フラワー(earget flower)」も白鷺の意です。

その花姿の美しさ故に、乱獲の憂き目にあい。加えて湿地開発により、いまでは特別の保護地を除けば、野生の姿を見られるのは極めて限られてたところだけなっています。

2013年8月16日金曜日

珊瑚花(サンゴバナ)


珊瑚花(サンゴバナ)
ブラジル原産。日本にの渡来は、案外古く江戸時代の末期に渡来。
ピンク色の花が、珊瑚のように見えることによる事からこの名前が付いた。

サンゴバナは、英名ではフラミンゴ・プランツ(flamingo plant)フラミンゴ植物でピンク色の花を鳥のフラミンゴに見立てたもの。

2013年8月15日木曜日

玉虫(タマムシ)


今日は運が良いのか、窓を全開で運転中になにか大きな虫が飛び込んで来た。
なにか緑色の虫が飛び込んで来たが、虫は何処にいるのか車を止めて、車中を探したら。ハンドバックの上に止まっている。この虫はオゥ~!タマムシ。
急いでカメラ、カメラです。車中から逃げないように窓を閉め切り撮影。
最初に見てから何年になるかナ~。久しぶりのタマムシ!

玉虫(タマムシ)コンチュウ目タマムシ科に属する。別名:ヤマトタマムシ 漢名は玉虫、吉丁虫
日本で生息するもっとも美しい大型の昆虫。体表はすべて金属光沢を持ち、緑色の地色に前胸部から前翅先端まで一対の赤ラインがある。綺麗な金属光沢は夏場の高温になる太陽光を反射するためのものである。
玉虫は縁起がいいと古くから言い伝えがあります。玉虫の玉はギョクのことで、宝石、貴石の意味があります。玉虫を持っていると「女性の恋が叶う」タンスにに入れておくと「着物が増える」「着物に虫がつかない」「幸せになる」など、特に女性にこのまれてきました。

2013年8月14日水曜日

初雪草(ハツユキソウ)


初雪草(ハツユキソウ) 北アメリカ原産。
ポイセチアと同じ色づく葉っぱを鑑賞します。茎はまっすぐ直立して上の方でいくつかの枝分かれします。夏~秋にかけて茎の先端近くにつく葉のフチが白く彩られます。
まるで雪がかぶったようなうになる姿から、初雪草と名前が付いた。英名も同様「スノー・オン・ザ・マウンテン(snow on the mountain)」です。

綺麗な花には棘があると言葉があります。このハツユキソウもこの綺麗な葉に有毒成分が含まれています。葉や茎から出る乳液で皮膚が炎症を起こすこともありますので。素手では触らないように注意が必要です。

2013年8月13日火曜日

鹿の子百合(カノコユリ)


カノコユリは、シーボルトがオランダに持ち帰り、ヨーロッパで初めて花を咲かせ、日本のユリの美しさを最初に欧米人に紹介した記念すべきユリです。


鹿の子百合(カノコユリ)
別名:ドヨウユリ、タナバタユリと呼ばれています。どうも開花時期にちなんで名づけられたもの。
四国、九州地方の山地に自生しています。昔から鑑賞用に栽培されています。ピンクのつぶつぶが特徴。鹿の斑点をぎっしり並べたような「鹿の子(かのこ)」模様に似ているからこの名が付いた。

2013年8月12日月曜日

浜木綿(ハマユウ)

浜木綿はよく見かける場所は海岸線でよく見る。海と浜木綿の組み合わせを写真に収めたいので海辺の浜木綿を探して。何とか撮影出来ました。 温暖な海浜で見られる海浜植物です。花は香りも良い。
浜木綿(ハマユウ) 花の様子が木綿(ゆふ)を垂らしたようであることが和名の由来である。木綿(ゆふ)はコウゾなでの樹皮を細かく裂いて作った繊細から作った布で、古代から神事などに用いられてきたもの。花期は夏で、葉の間の真ん中から太くてまっすぐな茎を上に伸ばし、先端の多数の花を散形につける。花は短い柄の先にあって、白い細長い6枚の花被を持った花。花弁の根本の方は互いに接して筒状。先端部はバラバラに反り返る。花は日没前後から強い芳香を発する。

2013年8月11日日曜日

アメリカ朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ)

写真の花の名前はアメリカ朝鮮朝顔と言います。この花には子供は絶対に近づけ無いで下さい。
この花は毒花の中の毒花と言いです。花、葉、根、実に有毒成分が含まれています。そして触っても皮膚に炎症を起こします。全てに有毒成分が含まれているのです。ですから絶対に幼い子供は近づけないでください。

アメリカ朝鮮朝顔
原産はメキシコ。日本には江戸時代末期に渡来。別名:キチガイナスビと呼ばれいます。
間違って食するとアルカロイ中毒になり、幻聴、意識喪失、錯乱の症状なでを引き起こします。皮膚に付着すると炎症をおこします。

毒花と書きましたが。日本の医学には必要でありました。
紀州の華岡清州。1804年10月13日世界で最初の麻酔手術で乳癌の摘出手術に成功しました。
今では麻酔。その当時は通仙散と言う漢方薬を開発したのです。

通仙散
トリカブト、ビャクシ、トウキ、センキュウ、ナンセイシャ、マンダラゲ(アメリカ朝鮮朝顔)を調合した全身麻酔薬。
人体実験では母と妻に投与、母は亡くなりました。そして妻は盲目になってしまう。

毒は毒で制すと言うことわざが有ります。今でもアメリカ朝鮮朝顔の葉などを原料として精製されたアトロピンは有機リン系農薬中毒の薬になります。地下鉄サリン事件の治療にも用いられました。

2013年8月10日土曜日

檜扇(ヒオウギ)

檜扇(ヒオウギ) 東アジアの広い範囲に分布する植物です。別名:烏扇(からすおうぎ)種が黒いことから呼ばれています。 日本では古くから新しまれており。京都では祇園祭に欠かせない花として愛好されています。 花後は果実をつけ、秋に熟してははじけると中からツヤツヤの黒い種が出てきます。黒い種子は射千玉(ぬば玉)または、烏羽玉(うば玉)と呼ばれ、 和歌では「黒」や「夜」にかかる枕詞として知られる。

2013年8月9日金曜日

布袋葵(ホテイアオイ)

ホテイアオイ 南アメリカ原産。日本には明治時代に鑑賞用として持ち込まれた。浮き袋のような丸い形の葉柄を布袋(ほてい)の膨らんだ腹に見立てて「ホテイアオイ」とよばれるようになった。水面に浮かぶので、金魚飼育などの産卵用に使えるので便利である。 ホテイアオイは繁殖が強く、飼料分の多い水域ではあっという間に水面を覆い尽くし、水の流れを滞らせ水上輸送の妨げとなり、また漁業にも影響を与えるなど世界中で問題となっています。それでか「青い小悪魔」と呼ばれています。

2013年8月8日木曜日

ライトアップされた笹飾り

昨日、丹原七夕祭りの最終日でしたので。どんな感じかナ~。 夜の写真を撮り出かけて観ました。感想はア!来る時間遅かった。行事が終わってしまっているア~ア~! 残念な感じでライトアップされた笹飾りを撮影。 昼の笹飾りに、ライトアップされた夜の笹飾りと、異なる様子を楽しむ事ができて嬉しい感じです。

2013年8月7日水曜日

デュランタ

デュランタはメキシコ原産。日本には明治中期に渡来。 別名:タイワンレンギョウ、ハリマツリと呼ばれています。 デュランタは常緑樹です。日本では秋~冬にかけて低温で落葉することが多い、花木もしくは観葉植物として扱います。 約20年頃から、タカラヅカという品種の登場から、夏の花として楽しめる花になりました。
写真は品種名タカラヅカです。タカラヅカの特徴として花弁に白い縁取りがありす。

2013年8月6日火曜日

丹原七夕夏まつり。

 
 
愛媛県西条市丹原町 8月5日、6日、7日丹原七夕夏まつりが開催されています。
いつもは寂しい丹原商店街も趣向を凝らした。七夕笹飾りのアーチが続く。「丹原七夕夏まつり」
丹原の夏の風物詩になっています。

七夕笹飾りを撮影