2013年8月11日日曜日

アメリカ朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ)

写真の花の名前はアメリカ朝鮮朝顔と言います。この花には子供は絶対に近づけ無いで下さい。
この花は毒花の中の毒花と言いです。花、葉、根、実に有毒成分が含まれています。そして触っても皮膚に炎症を起こします。全てに有毒成分が含まれているのです。ですから絶対に幼い子供は近づけないでください。

アメリカ朝鮮朝顔
原産はメキシコ。日本には江戸時代末期に渡来。別名:キチガイナスビと呼ばれいます。
間違って食するとアルカロイ中毒になり、幻聴、意識喪失、錯乱の症状なでを引き起こします。皮膚に付着すると炎症をおこします。

毒花と書きましたが。日本の医学には必要でありました。
紀州の華岡清州。1804年10月13日世界で最初の麻酔手術で乳癌の摘出手術に成功しました。
今では麻酔。その当時は通仙散と言う漢方薬を開発したのです。

通仙散
トリカブト、ビャクシ、トウキ、センキュウ、ナンセイシャ、マンダラゲ(アメリカ朝鮮朝顔)を調合した全身麻酔薬。
人体実験では母と妻に投与、母は亡くなりました。そして妻は盲目になってしまう。

毒は毒で制すと言うことわざが有ります。今でもアメリカ朝鮮朝顔の葉などを原料として精製されたアトロピンは有機リン系農薬中毒の薬になります。地下鉄サリン事件の治療にも用いられました。

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