2013年7月31日水曜日

牡丹臭木(ボタンクサギ)

農家の庭先に、赤いアジサイのような花。遠目で見るとアジサイの感じで見える。近くに寄ると甘い香りがする。ボタンクサギに間違いない。ボタンクサギは甘い香りを漂わせる。これも夏の香かナ~

牡丹臭木(ボタンクサギ)
別名:ヒマヤラクサギ、ベニバナクサギと呼ばれています。
牡丹のように花を咲かせる臭木という意味です。

夏にピンク色の小花をボール状にたくさん咲かせます。花にはかすかに芳香があります。
芳香があるのに、なんで。臭木が付くの?
「臭木」とは葉や茎を切ったり折ったりなどしたら独特な異臭を発するところに由来します。



2013年7月30日火曜日

赤色の向日葵(ヒマワリ)

近頃は品種改良が進み花色が変わりましたナ~!ヒマワリの花色は黄色が常識だったのに。こんな色まで出来ました。

調べて観ました。まず花粉が出ない、切り花用の品種で開発されました。室内でも手軽に楽しめるように花色も黄色やオレンジだけでなく、赤みや白みを帯びたものやパイカラーのもの、八重咲きになるものなど、さまざまな色の品種が作り出されています。

2013年7月29日月曜日

グロリオサ


この花と出会ったのは約3年前になるかナ~。友人と山奥の喫茶店に行こう。山奥に店が在るのか
細い山道を登った所に喫茶店がアッタ!ホントにコンナ場所になんで喫茶店が在るノ~!山奥の喫茶手店に飾られた花がグロリオサでした。その喫茶店なんでかお客さんは多いです。(@_@;)ビックリでした。
グロリオサ
熱帯アジア及びアフリカ原産。別名ユリグルマ、キツネユリと呼ばれています。モンスーン気候に適した植物。
グロリオサの名前の由来は、ギリシャ語のグロリオサス(栄光ある、名誉ある)に由来しています。
葉の先端には巻きひげあり、周辺の植物に巻きひげでしっかりつかまり伸ばしていきます。
脇芽に花がつきます。蕾は下向きにつきますが。花が開くに従って花弁が上に反り返り、花弁の波打ちも大きくなります。赤の品種はその姿が炎のようで強い意志を感じられます。

 
グロリオサの球根は有毒成分が含まています。そしてヤマイモに似ており。2006年高知県、2007年静岡県でヤマイモと間違えて調理して食して食中毒による死亡事故が発生しています。

2013年7月28日日曜日

雨の凌霄花(ノウゼンカズラ)

今日は朝から久しぶりの雨。ホント約20日ぶりの雨です、毎日気温が35°以上でしたの今日は気温が下がって良かった。雨に濡れたノウゼンカズラが綺麗で思わず撮影。雨のノウゼンカズラです。

凌霄花(ノウゼンカズラ)
中国の中部から南部に広く分布するつる性の落葉樹です。日本には平安時代には薬用として栽培されていました。
蔓が木にまといつき天空を凌(シノグ)ぐほど高く登る。ところからこの名が付いた。
英語では花の形がラッパに似ていることから「トランペット・フラワー」、「トランペット・ヴァイン」、「トランペット・クリーパ」と呼ばれています。
凌霄花(ノウゼンカズラ)は寿命が長いです。豊臣秀吉が朝鮮半島から持ち帰ったとわれるものが金沢市に健在しています。

2013年7月27日土曜日

浜朴(ハマボウ)

 私の住む愛媛県今治市大西町の海岸で撮影。私の住む地域では海岸から離れた場所でもハマボウを見かけます。ハマボウは塩生植物なので海岸の近くで生育します。それなのに海岸から離れたところで見るのか不思議です。謎は解けました、ハマボウの苗木を売っているからです。

ハマボウ
関東以西の本州、四国、九州に分布し韓国にも分布しています。海岸線、内湾や河口で生殖していました。伊勢湾台風から、国、県は海岸線をコンクリートで固めました。それからハマボウの生殖地域は激減。大阪府では絶滅種、岡山県ではレッドリスト。
地域よっては海岸線にハマボウを植えています。

 
 
 

2013年7月26日金曜日

黄釣船(キツリフネ)

 昨年の今頃ですか、細い山道を車で走行していたら対向車がトラック、何とか道路脇に寄せて、何とか通りすごした。その時ですか、道路の脇に黄色いブラブラと揺れる小さい花をを見つけ、なにか面白い物があるナ~。車を止めて見に行って見ると、船の形をした花、いや潜水艦の形の花だナ~と思いながら撮影した記録があります。

今年も山道の脇にブラブラと揺れる小さい花に気が付いた。確かこれは、・・・・・キツリフネ
ブラブラと微風に揺れる姿は面白い。 確かキツリフネの学名が面白かった。impatienas noli-tangereで翻訳すると、触るな!と付いてた。実の時になると、チョット触っただけで、種を弾き飛ばす!事らしい。鳳仙花観たいに種が弾け飛ぶのだ。今年は種を触って弾け飛ぶのを見たい。

黄釣船(キツリフネ)
低山から山地にかけて分布し、水辺などのやや湿った薄暗い場所に自生する。細い柄一本でぶら下がる花の姿を帆をかけた舟に似ているから。[釣舟]となり。花色種ですから、黄釣船となった。



2013年7月25日木曜日

撫子(ナデシコ)


 撫子(ナデシコ)

秋の七草の一つであるナデシコ。中国から渡来したナデシコは唐撫子(カラナデシコ:石竹)と呼ばれています。日本原産の河原撫子は大和撫子(やまとなでしこ)といいます。
淡い花色、可憐な花姿、繊細な葉形が我が子を撫でるほど可愛いことから呼ばれた説と、撫擦草(ナデサスリグサ)が転じたものという説があります。ナデシコは古くから日本人に好まれいました。



2013年7月24日水曜日

オニユリ


オニユリ
花弁はオレンジ色、濃褐色で黒色の斑点を生じる。花弁は強く反り返る。
日本には古い時代に中国から朝鮮半島を経て渡来して、おもに地下の鱗茎(けいりん)は球根
球根を食用にするために栽培されていました。現在でも京料理には欠かせない素材です。
オニユリの名前の由来を調べて観ると諸説あります。最も有力なのは江戸時代に書かれた、日本初の国語辞典に【花大に茎細くして風にゆるるものて名つくる成るべし】とあって、風に揺れる事からその名が付いたとする説が有力です。


2013年7月23日火曜日

ディプラデニア

 
ディプラデニアは夾竹桃【キョウチクト】 科マンデビラ属
ディプラデニアは中米、南米にかけて自生する熱帯性のつる性植物で、約100種以上あると言われています。スクリュー形に開く筒状花を次々と咲かせます。開花後次第に濃桃色に変化していきます。葉は濃緑色で光沢があります。夾竹桃は有毒な成分を持っています。夾竹桃科であるから、
この花は根、葉、花弁の部分に有毒成分が含まれてると思われます。
有毒と言っても食べなければ問題はないです。今時この花を採取して料理するかナ~!
 
 

2013年7月22日月曜日

グラジオラス


グラジオラスは様々な園芸品種が作られました。
季節で分けると[春咲き(早咲き)]と[夏咲き]二つに分かれます。
園芸では夏咲きを指してグラジオラスと呼ぶのが一般的です。
春に咲くグラジオラスは私の住む地域では見ないです。
グラジオラスは如何しても夏のイメージが強いナ~。

グラジオラス
原産はアフリカ、地中海沿岸。 葉が剣のようなのでgladius(ラテン語で剣)にちなんで名づけられた。
 

2013年7月21日日曜日

チョウトンボ


6月の中旬頃ですか新聞に湿原地帯にサギソウを植える記事が載っていました。サギソウが咲いたかナ~と思って湿原地帯に寄ってみました。サギソウは全然でした。なにか黒い蝶みたいのがヒラヒラと飛んでいる。なんだろと思ってよく見ると、蝶々に飛ぶが、止まっている姿はトンボだ!面白トンボが居るもんだナ~。

チョウトンボ
トンボ科、チョウトンボ属のトンボの一種です。羽が全体的に黒っぽい色でおおわれ光の角度によって虹色に光ります。出現期は6月~9月、羽化は6月中旬ごろから始まる。日本では、本州、四国、九州にかけて分布する。平地から丘陵地にかけての植生豊かな池沼などで見られる。
蝶のようにヒラヒラと飛ぶのでこの名がついた。

2013年7月20日土曜日

ハイビスカス


ハイビスカスの花色も昔に比べると豊富になりました。少し前までは赤色が多かったのですが、ピンク、オレンジなでもよく出回っている。写真ハイビスカスの色は黄色です。イメージが変わりました。なにか赤色のままで良い感じがします。個人的な感想。

ハイビスカス
日本には中国から伝えられ【仏桑花(ぶっそうげ)】と呼ばれています。そして、英名は【ヒビカス】です。ヒビカスはエジプトの美の司る【ヒビス】の名前にちなみなす。
何でか、ハイビスカスの名前の由来はエジプトから由来してます。

2013年7月19日金曜日

姫女苑(ヒメジョオン)

 
姫女苑(ヒメジョオン)
北アメリカ原産。日本には1865年頃に観葉植物として導入され明治時代には雑草となっている。
ヒメジョオンを漢字で書くと[姫女苑]。『姫』は小さい。『女苑』は中国産の野草を表す。日本に入ってきた当初は、鉄道の線路沿いに広がったことから『鉄道草(てつどうぐさ)』と呼ばれたりした。
ヒメジョオンは在来種の植物の生育を邪魔する可能性があり、国立公園や亜高山帯では問題となり。ヒメジョオンは要注意外来生物に指定されています。

2013年7月18日木曜日

花魁草(オイランソウ)



花魁草(オイランソウ)
和風な感じですけど、原産は北アメリカ。明治時代より庶民に愛される花となりますた。 
花の香りが、花魁(おいらん)の白い粉の香に似ているから。この名前になった。          別名を草夾竹桃(クサキョウチクトウ)ともいいます花が夾竹桃に似ているからです。またフロックスの名でも流通しています。 
 

2013年7月17日水曜日

放置自転車に咲いたオーシャンブルー

海岸の道路を走行していたら自転車に朝顔が咲いているのを見つけて撮影。朝顔は蔓性だから何でも巻き付いて花を咲かる。自転車と朝顔の組み合わせは面白い。


サドルの下に朝顔咲いています。

2013年7月16日火曜日

匂蕃茉莉(ニオイバンマツリ)


匂蕃茉莉(ニオイバンマツリ)
漢字で書くと匂蕃茉莉となります。
匂は芳香、蕃は外国、茉莉はジャスミン類のことを指します。
[香りのする外国のジャスミン類]と解読できます。ジャスミンの仲間ではありません。
ニオイバンマツリはナス科です。
ニオイバンマツリの花色は最初は紫色です。咲き進むにつれて白色に変化します。

 

2013年7月15日月曜日

時計草(トケイソウ)

時計草(トケイソウ)

壁掛けの時計盤ような咲きをする。だから時計草。

英名は『パッション・フラワー』は、イエス・キリストの受難の意味。
十字架や茨の冠に見立てられている。
雌しべ・・・十字架にかけられたキリスト
線状の花弁・・・後光が差している
後部の花弁・・・キリストに従った10人の使徒を追加
 


2013年7月14日日曜日

八重の梔子(クチナシ)





 梔子(クチナシ)
春の沈丁花、秋の金木犀、夏に咲く芳香のある花。
クチナシは一重と八重があります。一重は早咲で、5月の中旬頃から咲きます。八重はやや遅れてさきます。
私の地域では6月中旬頃から7月に掛けて咲いています。

余談ですけど私は、クチナシは『死人に口無し』から着ていると思っていました。勘違いでしたwwww!







2013年7月13日土曜日

桔梗(キキョウ)

 桔梗(キキョウ)
万葉集に出ている。秋の七草の一つです。桔梗は昔から武士に好まれ、家紋に取り入れたり
江戸城には[ききょの間]や[桔梗門]の名前がある。
写真に蕾が映っています。風船のような蕾から英名では『バルーンフラワー』と名が付いています。
風船のような蕾から、少し広がった釣鐘状の花を咲かせます。
桔梗の根は、咳、痰を鎮静、鎮静解熱などの漢方生薬として利用されています。








2013年7月12日金曜日

向日葵(ヒマワリ)


ヒマワリは原産地は北アメリカであると考えられている。紀元前からインディアンの食用作物とされていました。
1510年にスペイン人がヒマワリの種を持ち帰り、マドリード植物園で栽培され。17世紀にフランス、ロシアに伝わった。ロシアからヒマワリ種に大きな価値が見付かりました。
日本には17世紀に伝来しています。

ヒマワリの種は20%~30%もの脂肪が含まれており、ヒマワリ油を採取できます。また絞った後の種は石鹸などの原料に。茎は紙の原料に、葉は飼料にするなど利用用途は広い作物です。またディーゼルエンジン用燃料(バイオディーゼル)として利用する研究をしています。

2013年7月11日木曜日

木槿(ムクゲ)

 夏の花、ムクゲ
インドや中国が原産で、日本へは奈良時代に中国から渡来。ムクゲは薬用として使用されています。樹皮を乾燥したものは、抗菌作用があり、胃腸薬や水虫など皮膚炎の薬に配合されている。花弁は乾燥したものは下痢止めに使われいます。

ムクゲは大韓民国の国花で、国章にも意匠化されております。

2013年7月10日水曜日

雪の下(ユキノシタ)


写真の白い部分は雪の下です。これだけ群生して雪の下を見たの初めてです。

雪の下
雪のような白い花をかぶってその下に緑の葉を広げるから。白い舌状の花の形から『雪の舌』それが変じて『雪の下』とも説もある。雪の下の葉は、昔からやけだなどの貼り薬(もんだ葉っぱ)また葉のしぼり汁は中耳炎やひきつけの薬として重宝された。そして天ぷらにしても食べられます。

2013年7月9日火曜日

蓮(ハス)







昔から7月7日が蓮の開花日とされていました。
今は6月の中旬頃から開花します。温暖化の影響です。

ハスは『蜂巣』の略。実の入った花床(花中央の黄色部)はたくさんの穴があいていて蜂の巣に似ていることから。
夏の朝に水面まで花茎を立てて開花。朝早く開き。午後3時頃には閉じる。
花の開閉は3回繰り返し、4回目には花弁が散る。